日本珠算連盟は、珠算に関する調査・研究、商工会議所が行う珠算事業への協力等を目的に設立されました。その後、香川県に珠算発展を目的とし、2000年4月に日本珠算連盟香川県支部が設立され、2014年4月には日本珠算連盟香川県連合会に拡充しました。商工会議所と協力し、各種検定試験や競技大会の施行、会員等を対象とする講習会の開催など、香川県の会員が一丸となって珠算の普及と奨励のために奮闘しています。
 日本の伝統的な計算技術であるそろばんは、単に計算手段であるばかりでなく、暗算能力の強化に役立つものです。日本珠算連盟香川県連合会では、珠算教育を通して、香川県の青少年育成の担い手として、諸活動を展開しています。


ソロバンで培われる6つの力

 大人になったとき、役に立ったと考えられる習い事として、「そろばん」はとても重要視されています。それを物語るように東大生の習ってよかった習い事ランキングに「そろばん」が首位に輝いたこともあります。有段者の中には、教科書を画像として記憶できるという人もいらっしゃいます。珠算式暗算の活用により、記憶領域が広がる可能性は高いと言えるでしょう。また、有段者に限らず、そろばんの珠を動かすことで、数が好きになるでしょう。それが自信につながり、その他にもいい効果が出てくるかもしれません。技術を磨くことで、あらゆる能力を開眼させることができる「そろばん」を私達はたくさんの子供達に伝えてまいります。